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新・勉強の常識―成績がイイ子の親だけが知っている!から勉強のポイントを学びます。
新・勉強の常識―成績がイイ子の親だけが知っている!
ストロング宮迫

定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
人気ランキング: 5003位
おすすめ度:

発売日: 2005-09
発売元: PHP研究所
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この本読んで猛省!
帯に「親は絶対に勉強を教えてはいけない」とあり、表紙カバーには「成績がイイ子の親だけが知っている!」とあり、僕も含む世間一般の親の常識の裏が書かれているのだろうと関心を持たずにはいられなかった。帯の反対側には次のようにある;「本書は、子供の成績を上げるために、親がどう変わるべきか?を述べたものです。」本書を実際に読んでみると、こちらの方が内容を的確に示している。
僕なりにこの本の主張を要約すると、
・子供が勉強ができるようになる為には、親が子供の勉強への取り組みに対して、相応の情熱と、時間と、大人としての経験と、子供の悪知恵に負けない大人としての知恵と、子供の話・先生(塾教師も含む)の話から真実を汲み取る耳と、子供をその気にさせる乗せ方と、親自身が子供のやっている勉強を効率良く解けるくらいの根気とを持ちながら、
子供に対処しなければならない、ということ。
・これだけやるだけでもくたくたになるので、親は勉強を教える余力はもう残っていないはず故、あとは塾や学校の先生をうまく使うこと。
自分を顧みるに、小さい頃はどうやって勉強したらいいのか、やり方がわからなかった。僕自身がもう少し聡ければよかったのだろうけれど、残念ながらおっとり型だった為、勉強のできる友達からノウハウを盗む、或いは良い影響を受ける、なんてことに気づかなかった。従ってやり方がわからないままズルズル行ってしまった。考えてみれば「勉強しなさい」と言われても勉強をどうやったらいいのかわからない子供にとっては「泳ぎなさい」と言ってばた足も教えないでいきなり子供を海に置いてきぼりにするのと同じ。なぜ勉強についてだけはステップを踏ませてやり方を学ばせるということをしないのだろうか。
この本には、ただ「勉強しなさい」とだけ言ってあとは全てわが子や塾に責任をなすりつける親への痛烈な批判があり、目から鱗が落ちる内容だった。
有料のサンプルキットかな
勉強の教え方・させ方、塾とのつきあい方などのヒント集です。システマティックにまとめたものではないので、そのまま実践しても効果を発揮するかどうか…。むしろ、今までのやり方を見直すための参考にするとよいでしょう。
著者は別に、実践法や受験、定期テストといった実際のケースごとに勉強法をまとめたビデオ、CDを出しているので、この本はそれを購入するかどうかを判断するための、有料のサンプルキットだなというのが、読後感でした。
勉強ができる子を伸ばすための本
この本は、中学受験まで考える高学力組の親が、家庭教育のコツや塾や家庭教師をじょうずに利用するポイントを書いた本です。著者らはかなり高学力の子を相手にしている講師であると思われます。
高学力のベースがある家庭にとっては、さらに子供を伸ばす具体的・実戦的テクニックにあふれています。必見といってもよいでしょう。
一方で、小学校のテストで8,9割を切るような中位以下の学力の子の親が読んでも、果たして参考になるでしょうか。著者らは、そういう子供をほぼ念頭に置いていないと思います。
例えば、100マス計算では学力は上がらないという指摘があります。100マス計算や公文はそもそも、小学生レベルの計算すらまともにできず授業意欲が崩壊したまま中学に進んでしまうような落ちこぼれを限り無くなくし、意欲の乏しい子供の勉強への取り組みを高める、一斉授業に規律と活性をもたらすところに意義があります。
優秀な子供の集まる空間では、やる意味はない、というのは一理あります(ただ、100マス計算は、受験時にも計算速度を高く維持するには有用だと思うのですが)。
その意味で、この本は、ある程度のレベル以上の意欲を既に持っている子供を持つ親にとっての実践テクニックを書いた本です。目から鱗の記述もありますので、ぜひ一読することをお勧めします。